auじぶん銀行が2025年5月の住宅ローン金利を発表しました!

auじぶん銀行の住宅ローンは、疾病保障が無料で付帯されているほか、審査書類の郵送が不要で、パソコンやスマホを使ったネット完結型の手続きが可能と、利便性も申し分ありません。ワイド団信にも対応しており、auの通信サービスとの連携も魅力的で、これまで高い人気を集めてきました。

しかし、2025年4月に大幅な金利引き上げが行われて、その後、やや高い水準で金利が推移しています。このままの金利水準であれば、申し込みが減少し、人気に陰りが見える可能性もありそうです。

auじぶん銀行の2025年5月の金利を確認

auじぶん銀行の住宅ローンの変動金利は2025年5月に大幅引き上げ

<2025年5月の住宅ローンの金利>
変動金利(全期間引下げプラン・新規借り入れ):年0.784%※1

※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5 年、10年に限定されます。

 

2025年5月の金利引き上げにより、auじぶん銀行の住宅ローンは、ネット銀行の中でも相対的に金利に割高感が出てきています。これまで他行と比較してもトップクラスの低金利を維持していましたが、今回の金利見直しにより、金利を重視するユーザーにとっては、やや魅力が薄れてきた印象もあります。

 

変動金利タイプの住宅ローンは低金利が最大の魅力ですが、将来の「金利上昇リスク」がある金利タイプでもあります。日銀による大規模な金融緩和も続いており、この数年のうちに右肩上がりで大きく上昇する可能性は低いという意見が多いのですが、そのリスクは完全に排除できるものではありません。

実際に2024年7月、2025年4月にauじぶん銀行は変動金利を引き上げるという判断をしています。

 

今、日本においては変動金利タイプの住宅ローンが人気を集めていますが、変動金利タイプは将来の金利上昇リスクがある金利タイプです。変動金利タイプで借り入れた場合、住宅ローンの返済を早期に進めることが金利上昇リスクに対する最大の対策になります。

そのためには、繰上げ返済を積極的に活用することも大切ですが、住宅ローンを選ぶ段階でとにかく金利の低さにこだわって、少しでも早く住宅ローンの返済が進むように心がけることが重要です。

 

住宅ローンの指標である長期金利の動向

auじぶん銀行の住宅ローン金利をチェックした後は、住宅ローンの固定金利タイプに大きな影響を与える「長期金利」の動向も把握しておくことが重要です。

 

特に注目すべきは、10年物国債の利回り(長期金利)であり、多くの金融機関が固定金利を決定する際の重要な指標となっています。近年は、アメリカのインフレ高止まりを背景に利上げが続いた影響で、日本でも長期金利が上昇傾向に転じました。

 

2024年3月には、日本銀行が2016年から続けていたマイナス金利政策を解除し、実に17年ぶりとなる利上げを実施。その後も、2024年7月31日、2025年1月24日と追加の利上げが行われ、金融政策の転換が鮮明になっています。

 

これを受けて、10年国債の利回りはついに1.5%を超え、2008年以来となる約16年ぶりの高水準を記録。今後も金利動向によっては、住宅ローンの固定金利がさらに上昇する可能性があるため、借入を検討している方は早めの判断が重要です。

 

長期金利の過去1年の動向と推移

 

引用;日本相互証券

auじぶん銀行の特徴は?

auじぶん銀行の特徴は低金利なだけではありません、ここで改めてauじぶん銀行の住宅ローンのメリットを解説していきたいと思います。

メリット.1 無料で付帯する3つの「疾病保障」

auじぶん銀行の大きな特徴の1つが「がん50%保障」、「4疾病保障」、「全疾病長期入院保障」が無料で付帯する保障の手厚さです。

※満50歳までの方が加入可能。

日本では2人に1人はがんと診断され、3人に2人が治療によりがんから生還するというデータが有りますが、がんのリスクに備えることは非常に重要です。

長期間の返済になる住宅ローンの場合、万が一、がんを患い高額な治療費や入院費が発生した場合の返済負担の軽減というのは大きなメリットですし、がんと診断されたら支払われるので、早期に発見し術後にすぐ仕事に復帰しても住宅ローン残高は半分になります。

支払の条件に1年間も就業不能の状態が続かなければ受け取れない条件の厳しい保障もありますが、「がん50%保障団信」は「がんと診断されるだけ」という保障を受け取る条件の低さが驚きの保障です。

その「がん50%保障団信」とともに付帯される「4疾病保障」は4疾病で所定の状態になると住宅ローン残高が半分になり、「全疾病長期入院保障」は、けがや病気(精神障害を除く)で継続180日以上の入院となった場合に残りの住宅ローン残高が0円になる保障です。

これらの保障が金利上乗せなしの無料で付帯することがauじぶん銀行の住宅ローンの特徴の1つです。

 

日本人の2人に1人ががんになる

メリット.2 申込みから契約までスマホで完結

国内最大手の通信会社が出資しているだけあって、契約までスマホだけで完結できるのも特徴です。

大手銀行では依然として、契約書類などは紙の契約書が主流ですし、記入や捺印し郵送するのが当たり前です。しかし、auじぶん銀行ではいままでの紙の書類を無くしデータ化することで郵送の手間を省いています。

店舗に来店不要なので、移動時間も気にしないでいいですし、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスの感染予防にもなります。インターネット回線さえあればいつでも好きなときに好きな場所から申込みの手続きが行える手軽さはネット銀行ならではの特徴です。

さらに審査書類を郵送しないため審査の時間も大幅に短縮できます。

また、電子契約を導入することで契約書に収入印紙を貼る必要がないことも大きな特徴です。

低金利に手厚い保障、手軽な申込み方法など新しい住宅ローンとしてauじぶん銀行は非常におすすめです。

気になる方は気軽に申込みをおこなってみましょう。

 

auじぶん銀行の住宅ローンのメリット・デメリットを詳しく解説したこちらの記事も参考にしてみて下さい。
>>auじぶん銀行の住宅ローンの落とし穴とは?【メリット・デメリット】

※紹介している内容の正確性には万全を期していますが、商品について詳しくはauじぶん銀行の公式サイトから必ずご確認お願いします。

 

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